ドンキホーテに行ってみよう
ドンキホーテは関東地方を中心に、日本の主要都市で展開するディスカウントストア。
特徴的なのは深夜営業や終日営業をしているところです。普通、深夜にはコンビニエンスストアしか開いていませんが、ドンキホーテも終日開いている店舗が多いので夜型人間や、仕事が忙しくて昼間に買い物に行けない人たちにとても便利です。
ドンキホーテは郊外の幹線道路沿いや主要駅前あたり店舗を出店し、車で来店しやすいように大きな駐車場や立体駐車場を用意しています。大阪の道頓堀に「えびすタワー」という楕円形の観覧車を店舗の上に設置し、話題となりました。六本木店にハーフパイプを設置するのはなくなったようですが。
「ドンペン」というペンギンがドンキホーテのキャラクターで、クラブドンペン会員になり、クーポン券を発券してもらうと各店舗でさらに値引きしてもらえます。また、年会費無料のドンキホーテカードを作ると購入銀額に対して3%のポイントが付き、ポイントと商品を交換することもできます。ドンキホーテをよく使う人にはお得ですね!
ドンキホーテ店舗の圧縮陳列
ドンキホーテに入ると店舗内での商品の陳列方法に驚くかもしれません。
迷路のような通路に頭の上の方にまで雑然と商品が置かれています。圧縮陳列とか熱帯雨林陳列とかジャングル陳列と呼ばれ、創業者の安田隆夫氏が考え出した方法です。
もともと安田隆夫氏はドンキホーテの前身である「泥棒市場」という狭い店舗からスタートしました。20坪しか店舗がないので仕方なく商品を棚に押し込み、段ボールに丸く穴を開けて中身を見えるようにしたり、段ボールに手書きのPOPを貼り付けていたところ、評判を呼んで売上が上がったというのがきっかけ。
また、夜遅く商品の整理をしているとお客さんが店舗が開いていると勘違いして入って来たというのが夜遅くまで営業している理由です。
ドンキホーテでは商品をひな壇のように陳列し、上段は高額・高粗利の商品、目に留まりやすい中段は低額・高粗利の商品、下段は低額・低粗利の商品を多く置くようにし、前面には販売促進商品を置くように陳列されています。
ドンキホーテ、パウ、ピカソってどう違うの?
ドンキホーテの店名には普通にドンキホーテ○○店という店舗とパウ○○店とパウと名前のつく店舗と付かない店舗があります。
他にもドンキホーテはピカソという店もあります。中身はよく似ているのですがどこがどう違うのでしょう?
じつはパウ○○店というのはゲームセンターのような遊ぶ所とショッピングするところがある店舗をパウ○○店と呼んでいます。恋人同士で買い物に来てついでに遊んでいくという感覚なのではないでしょうか?
ピカソというのは簡単にいうとコンビニのような小型のドンキホーテです。やや郊外や小さめの都市でコンビニよりは品数は多いけれど従来のドンキホーテよりは品数が少ないぐらいの大きさの店舗のことをいいます。しかし、価格的にはドンキホーテとほとんど差はありません。